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本家門前屋(町家カフェさんしょう)
1843年(天保14)建築。門前屋は江戸時代から前野姓を名乗る。秀吉による播磨平定に同行した木下勝俊の部下で播磨で帰農した前野何某が先祖である可能性がある。1830年(天保元)に北門前屋(老松酒造)と分家し本家門前屋として酒造業を始めた。商家建物の... -
庄家住宅
(この建物は非公開です) 1838年(天保9)建築の「庄家(しょうけ)」の住宅。庄家は山崎町史にも記載のある山崎藩の大庄屋。長屋門、主屋、米蔵、離れ座敷が現存し、建築当時の様子が良く残されており播磨地方の豪農の伝統的要素が色濃くみられる。旧街... -
Pasta Pizza café 遊山
1917年(大正6)年建築の材木商の住宅。現在の店主一家が農業と自然豊かな環境を求めて移住。当初の町家の様子を良く残し元々あった古道具を生かして店主自らが改修。地場のオーガニック野菜を用いたランチコース、窯焼き手作りピザの飲食店として活用。 Pas... -
旧菊屋旅館
(この建物は内部見学できません) 1788(天明8)年創業の旅館。東西、南北の街道、揖保川舟運が交差する山崎町にある旅館の一軒で、江戸〜昭和期のにぎわいを偲ばせる建物。鉱山王五代友厚に雇われていた赤木俊三(日本最後の仇討ち参加者)が大立銀山(宍... -
若狭野浅野陣屋跡 札座建物
(この建物は内部見学できません) 建築時期は不明。1822年(文政5)に旗本若狭野浅野家が大坂天王寺屋を札元とし藩札の発行を開始。現存する札座建物は国内唯一で浅野陣屋に関する文書も多く残されている。札座としての役目を終えた明治期には住宅(政治家大... -
おやすみ処瓜生原
1810年(文化7)の普請帳がある、元鋳物屋建物。登り梁を高く掛け束なしで母屋をおく播州系の架構で平福では珍しい。ブッチョウ(床几)、出棺口、川座敷を持つ。2009年の大水害で被害を受けたが、活用ワークショップを経て地域の協力により蕎麦屋としてオ... -
春名家川座敷
(この建物は非公開です) 平福の美しい川座敷景観に寄与する建物、天神橋からの眺めは「ひょうごの景観ビューポイント150選」に選定。佐用川沿いに遊歩道があり歴史的景観の土蔵群と共に昭和期に建築された川座敷も見られる。 この建物は、非公開です。 ... -
農村カフェ記憶
旧平福本陣別邸(神吉屋)は町並みの中心的な建物。通りに面して長屋門を構える。元禄期に作られたと思われる池泉観賞式庭園は兵庫の庭100選に選ばれた。カフェはギャラリーとして多くの作品を展示。国際的情報交流、地域創生の場所として活用されている。... -
たつ乃屋醤油蔵(船曳倉庫)
1867年(明治30)頃建築。江戸時代からの醤油業をたつ乃屋醤油蔵として承継。大きな杉桶が今も残る。麹室に2昼夜寝かせる「三年醤油」が有名。建物正面の「船曳倉庫」の文字は「庫」が途切れており、左側にも建物が続いていたことを思わせる。 たつ乃屋醤... -
旧三枝商店
(この建物は内部見学できません) 江戸後期建築の平福の作州系を代表する最も古い町家。旅籠、そして炭屋を営んでいた。平福に現存するブッチョウ(床几)3か所のうち最後まで利用された。下屋軒下には樋の代わりとなる膜がけがある。食料品および日用雑貨...