町屋– tag –
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伏見屋商店
現在は書店だが、江戸時代は油や紙、日常品まで扱う総合商社であった。江戸時代に京都の伏見屋より名前を引き継いだそうである。揖保川に面する場所から船の荷物の積み下ろしを行っていた。現在の建物は1901年の建設。見上げると、今は使われていない回廊... -
エデンの東
1931年(昭和6)建築の住宅。連続した町屋の一角にあり、総2階の建物で袖うだつが特徴。戦前にカフェ、戦後に旅館、住宅と変遷し、昭和54年に「エデンの東」を創業。平成18年に改修し、現在の外観となる。その時に庇に取り付けられた大きな行燈は大阪の日本... -
ノンキピクニック
大正期に建築。2019年春まで地域で親しまれていた理容店を、外観をそのままに、セルフリノベーション。下屋部分は改修され看板となっているが、2階の低さや木製建具からは建築当時をしのぶことが出来る。坂越大道入り口付近に位置し、町屋が連続する中でテ... -
奥藤本家住宅
(この建物は内部見学できません) 奥藤家は古くからこの地に根付き、1601年に酒屋を、江戸時代に塩廻船業を創業。明治時代には奥藤銀行を創立。大庄屋・船手庄屋も務めていた。その繁栄ぶりは敷地の規模で容易に推察できる。現在の建物は江戸時代後期に建... -
坂利太
昭和初期の建物。借地に住宅として建てられた町家。少人数用の住宅として計画されたので規模は小さいが、丁寧に使用されていたため、地主が除却を惜しまれ現在に至る。町家の連続性が残る坂越地区にあり、景観形成に寄与している。 坂利太(さりーた)所在... -
cafeしあわせなより道
明治末期の建物。2階が高く総2階建てであるが、間口幅全てに庇がつけられているため、周囲の街並みとよく調和している。1階は縦格子が連続し、明るく開放的な空間を持つ。カフェとして改修された内部から格子越しに通りを楽しむことが出来る。 cafeしあわ... -
暖木
1階には欄間付の開放的なガラス戸が連続し、大正時代の町屋の外観をよく留めている。建築当初は下駄屋であった建物で、近年までは雑貨屋として使用されていた。観光客に喫茶の機会をという町の要望に答え坂越大道沿いで最初の飲食店となる。 暖木(のんき... -
Bird Man
1868年(明治元)建築の町家。景観形成地区内で周囲には明治から昭和の町家が並ぶ。昭和期に洋裁学校として使用されていた時代の意匠を活かした改修を行い、焼鳥、へぎ蕎麦、クラフトビールが楽しめる飲食店として活用。 Bird Man(ばーどまん)所在地 宍粟... -
Pasta Pizza café 遊山
1917年(大正6)年建築の材木商の住宅。現在の店主一家が農業と自然豊かな環境を求めて移住。当初の町家の様子を良く残し元々あった古道具を生かして店主自らが改修。地場のオーガニック野菜を用いたランチコース、窯焼き手作りピザの飲食店として活用。 Pas... -
旧菊屋旅館
(この建物は内部見学できません) 1788(天明8)年創業の旅館。東西、南北の街道、揖保川舟運が交差する山崎町にある旅館の一軒で、江戸〜昭和期のにぎわいを偲ばせる建物。鉱山王五代友厚に雇われていた赤木俊三(日本最後の仇討ち参加者)が大立銀山(宍...