龍野古城・城山城周辺のおすすめ

長谷山城・宝積禅寺

長谷山城は、長福寺(現宝積禅寺)の対面にあり、双方に空井戸が存在する。これが実は城と寺を結ぶ秘密の通路で、戦時の兵糧道と逃げ道を兼ねていたという。また、戦火の際には寺の背後に貴重な仏像を隠す「隠し谷」があった。
また、赤松氏が若き日の足利将軍をかくまったともいい、「若宮」と称する小字と荒神社が今も残る。

(たつの市 Kさん)

龍野神社

龍野神社は、龍野藩主脇坂安宅が藩邸敷地内に、自身の祖である賤ケ岳七本鎗で知られる脇坂安治公を文久2年(1862)に祀り創建したといいます。

(姫路市 Mさん)

土師神社

相撲の始祖である土師氏の祖とされる野見宿禰を祀る神社で、往古土師一族が焼き捨てた埴輪円筒の破片が発掘されており、須恵器生産の中心地であったとの言い伝えがあります。
この土師地区は、土師氏の祖神野見宿禰の心が風土のなかにも抜きがたく発展し、毎年、秋祭りが執り行われています。
私は、この土師神社の氏子です。60年前には、獅子舞など華やかに秋祭りが行われたが、当時の様子を知ることができるのは、公民館に飾られている写真でしか確認することができません。平成16年に再建され、新しくなっていますが、紙で作られた張りぼての「おすもうさん」(制作年不明)は地域のこどもたちの人気者です。

(たつの市 Sさん)

井上(いのかみ)十一観音堂

建築年代は平安期後期といわれ、たつの市重要文化財の仏像(井上十一面観音立像)が鎮座されている。像高104cmの一木(いちぼく)造り、一木の堂々たる体形に平安時代後期の面影を残し、11世紀の制作と推定されている。峰相山(みねあいさん)鶏足寺(けいそくじ)の仏像とする伝承があり、井上の沼に埋まっていたものを地元民が見出したといわれます。

(神崎郡福崎町 Yさん)

篠井乃清水(市指定文化財・名勝)

蛤(はまぐり)水ともいわれ、昔より岩の際からわき出る自然の良水として、守られてきた。
『播磨名所巡覧図会(はりまめいしょじゅんらんずえ)』には、播磨の守護赤松義村(あかまつよしむら)が播磨十水を定めた時に、その一つに加えられたとされる。(出展:たつの市ホームページ)
たつの市内の播磨十水としては他に小柳清水がある。

旧脇坂屋敷

旧脇坂屋敷は、旧龍野藩主12代、脇坂安斐公(1835年-1908年)以来の旧住居です。幕末に江戸上屋敷に居住していたが、明治10年に龍野へ帰還された際に、本来ならば龍野上屋敷の聚遠亭を住居とするはずであったが焼失していたため、藩士の邸宅に屋敷を定め、以降、「中屋敷」と呼ばれ受け継がれてきました。

(姫路市 Mさん)

三社大明神

川原町の小さなお稲荷さんの社の隣に、小さな松尾神社の社が建つ。
ご近所の方によれば「近隣の自治会でお守りしている醸造の神様で、天保年間に建てられたと伝わる」とのこと。
狛犬の台座と、石の灯籠に天保の文字が刻まれている。
見事な組み物と彫刻、細部にまで行き届いた大工の技、良質な檜材が、龍野の豊さを物語っている。
見慣れた景色の中にすごい宝物を見つけた高揚感を味わせてくれる建物なので、是非目に留めて貰いたい。
傷みが少なく、掃除が行き届いた様子でとても大切に祀られて来た事が伺える。

(宍粟市 Tさん)

龍野古城・城山城周辺の文化財および主な社寺仏閣

国指定重要文化財
永富家住宅、堀家住宅、天満神社本殿
重要伝統的建造物群保存地区
たつの市龍野伝統的建造物群保存地区
県指定文化財
ヒガシマル醤油(株)醤油蔵
市指定文化財
八瀬家住宅、家老門、小林實家住宅土蔵、井上十一観音堂(観音立像)、聚遠亭、依藤塚、松尾神社農村舞台、梅岳寺、因念寺山門
国登録有形文化財
旧龍野醤油同業組合事務所等(醤油の郷大正ロマン館クラテラスたつの)、うすくち龍野醤油資料館
県指定景観形成重要建造物
旧龍野醤油同業組合事務所等(醤油の郷大正ロマン館クラテラスたつの)、うすくち龍野醤油資料館
国登録文化財
ヒガシマル醤油元本社工場等、千本内海家住宅
寺院
天福山乗願寺、普音寺、圓光寺、円覚寺、龍寳寺、源徳寺、本行寺、光善寺、如来寺、宝積禅寺(長谷山城)、法雲寺、興聖寺、常照寺 等
神社
建速神社、阿宗神社、松尾神社、新宮八幡神社、松尾神社、井関三神社、栗栖神社、粒坐天照神社、土師神社、越部八幡神社、梛八幡神社、龍野神社、小宅神社 等
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